11月例会計画(案)の件

2019年度 公益社団法人 鹿児島青年会議所
事業計画書

議案名

11月例会計画(案)の件

会議名

2019年10月臨時理事会

種 別

2019年10月17日 審議

委員会名

誇れる鹿児島JC創造特別委員会

窓口副理事長名

保 直延

確認日

2019年10月16日

委員長名

大竹山 靖浩

確認日

2019年10月16日

副委員長名

瀬川 利紀
山元 亘

作成日

2019年10月16日


公益社団法人認定法に関わる事業の分類
公2 まちづくり事業

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」に関わる事業の分類
目標 2 飢餓をゼロに
目標 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標12 つくる責任 つかう責任
目標13 気候変動に具体的な対策を
目標15 陸の豊かさも守ろう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

1.事業名
11月例会 食の未来を考える 〜私たちにできること〜

2.事業実施に至る背景
私たちの生活は経済の発展、技術の革新により便利さを得た一方で地球温暖化や食料問題、環境汚染などの問題も発生しました。これらの問題を直視し、特に鹿児島の魅力資源である「食」について、これからの世代でも豊かな食生活を確保するために、今を生きる私たちができることを考え、行動へ移す必要があります。

3.事業目的(対外)
食糧問題に対する当事者意識を感じていただき、豊かな食生活が持続するために必要な行動を促すことを目的とします。

4.事業目的(対内)
食糧問題に対して市民と共に理解を深め、市民や行政・民間と協働した豊かな食生活を持続可能とするまちづくりへつなげることを目的とします。 

5.事業内容

会議室を利用した三部構成の講演及び体験形式にて実施します。
趣旨説明
第一部 昆虫食体験 ~昆虫食の可能性~
第二部 食品ロス削減へのチャレンジ ~食品ロスを減らせ~
第三部 未来へのバトン ~私たちができること~

2-8.ロードマップ

・趣旨説明

講演に入る前に本例会の趣旨説明を担当委員長よりプレゼン方式で行います。
まず食料問題について多くの食資源をもつ鹿児島では関係ない問題なのか、未来の危険性について説明を行い、その後に食糧問題でなぜ昆虫食が注目されているのか、食料ロスを削減する必要性とその取り組みの紹介、自分たちでもできる行動について学び・考えて貰うように意識付けます。

・第一部概要 昆虫食体験 ~昆虫食の可能性~

講演時間 14:12〜15:00

講師 内山 昭一 氏 

2-7.講師プロフィール

【講演内容】
第一部は、今後懸念されるたんぱく質供給問題の解決策として期待される昆虫食について、昆虫食の第一人者である内山昭一氏を講師として招き、なぜ国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を未来の食糧として推奨したのかその可能性と今後の展望、また安全面・衛生面に関する留意点を中心に講演していただきます。さらに、現在私たちの生活の中で昆虫を何気なく活用している例(はちみつやマンゴーなど)を取り上げ、昆虫がより身近な存在であることを認識してもらいます。
なお、来場した方に対して、希望者に限りおすすめの昆虫食を提供します。
※昆虫食ブースを設け、自由に試食していただける様にします。
※飲料水等を郷土づくり委員会よりご支援いただき昆虫食と一緒に提供します。
2-5.11月例会レイアウト
4-18.昆虫食リスト 


・第二部概要 食品ロス削減へのチャレンジ ~食品ロスを減らせ~

講演時間 15:10〜16:05

食糧問題へのアプローチとして食品廃棄物の削減を実践されている企業や団体をお呼びし、どのような対策をしているかをお話ししていただきます。

・株式会社 源麹研究所 代表取締役 山元正博氏 
⇒源麹研究所では麹を利用した天然自然の発酵技術により優れた品質の焼酎や食品製造を可能とします。その一方で焼酎製造の過程で発生する食品廃棄物に対する取り組みとして、従来海洋投棄されていた焼酎廃液を麹の力を利用して飼料化し、畜産業者へ提供する循環サイクルを構築しました。このような食品廃棄物を再資源化する取り組みに至った経緯やその飼料としての価値、今後の展望についてお話を伺います。
※山元正博氏はスケジュールの都合上、ご自身の講演終了後に退席

・城山ホテル鹿児島 藤元竜太君
⇒結婚式や各種懇親会場として利用されるホテルから発生する食品ロスの取り組みとして、来場者へ向けて3010運動を推進しています。3010運動とは何か?どのような形で推進し、その結果どのような効果が出ているかを伺います。

・鹿児島大学 特任助教 有川博幸氏
食品廃棄物において、現状再資源化されずに廃棄されているものを昆虫(ミズアブ)を活用してたんぱく質へと変換し飼料や堆肥に変換する循環システムの可能性ついて提案をしていただきます。

・第三部概要 未来へのバトン ~私たちができること~

講演時間 16:05~16:30

【講演内容】
第三部では来場された方一人ひとりが食糧問題に対してどのような行動をしていく必要があるのか考えていただく機会とします。食に関する未来へつなぐ行動を各人で考え、現状の変えたい社会・生き方と実現したい社会・生き方を配布した紙に記入していただき、それを実現するための方法を考えて貰います。また記入していただいている間に、食品ロスを削減するための取り組みを紹介します。(冷蔵庫管理アプリの紹介や食材別ロス削減の調理方法など)
そして、最後に記入したものを数名発表していただき、参加者全員で行動へつなげる意識を共有します。

2-10.未来へつなぐ行動宣言

 


対内例会(メンバーのみ) 16:30~16:50

 


6.実施日時

2019年11月23日(土) 14:00~16:50

7.実施場所・会場

ドルフィンポート内:ドルフィンホールA会場

所在地:〒892-0814 鹿児島県鹿児島市本港新町5−4

電話: 099ー221ー5557

2-5.11月例会レイアウト

8.予算総額

¥318,000ー
1-1.事業収支予算書

  

9. 参加員数計画並びに参加推進方法

 

参加員数

現役メンバー

126 名

新入会員

 30 名

外部

 94 名

合計

250 名

  

 






【参加推進方法】

●現役会員への呼びかけ

・委員長同士、運営幹事同士の横ラインを活用し事前に参加人数の取り纏めを行います。
・11月の委員会時に各委員会を回らせていただき、事業内容の周知と参加へのお願いを行います。
                                                                                                                                                                                                                ●外部への呼びかけ

・鹿児島青年会議所ホームページ、Facebook等のSNSでの参加募集も行います。
・メンバーとつながりのある一般の方への招待をお願いし、参加推進と参加人数把握を行います。
・ポスターを作成し、飲食店、大学、行政、一般企業の方へ配布・展示いたします。
4-16.配布先リスト
2-9.11月例会ポスターデザイン

・直前(11月15日~17日)で開催される鹿児島大学の大学祭で本例会のPR活動を行います。
・メディアへの広報活動を行い、記事掲載や報道を通して一般の方の参加促進を図ります。
・同日同会場で開催されるオーガニックフェス鹿児島に来場している方をポスターを用いたサンドイッチマン等で会場方向へ動員します。
・講師の内山様、昆虫を提供していただく虫央堂塚田様からも11月例会へのアナウンスをしていただき、昆虫に興味がある方の刈り取りを行います。
・メンバーへポスターのデータを配布し、個人のSNS等でも告知をお願いするようにします。
・人通りの多いショッピングモールや商店街の組合へポスターの配布を行い、展示のお願いをします。
・10月例会のJCブースにて11月例会のPRを行います。
・ポスターの原稿をチラシとしてA4サイズで印刷し、メンバーへ配布するほか、大学祭に参加した際に一般の方や大学生に向けてPRを行います。
・虫央堂塚田様に協力をいただき、事業開始までに開催される昆虫のイベントで本例会のPRを行います。(直近では10月26日に鹿屋で昆虫採集イベントを開催予定)

10.外部協力者・団体

(株)源麹研究所、鹿児島大学、内山昭一氏、城山ホテル鹿児島、虫央堂

11.実施組織

誇れる鹿児島JC創造特別委員会 

12.実施スケジュール

日付

会議名

審議・実施・報告

2019年7月2日(火)

7月正副室長会議

2019年7月9日(火)

7月理事会

討議

2019年8月1日(木)

8月正副室長会議

 

2019年8月8日(木)

8月理事会

第1回目協議

2019年9月3日(火)

9月正副室長会議

 

2019年9月10日(火)

9月理事会

第2回目協議

2019年10月1日(火)

10月正副室長会議

 

2019年10月8日(火)

10月理事会

審議
(講師変更につき取り下げ)

2019年10月17日(木)

10月臨時理事会(持ち回り決議)

審議

2019年11月23日(土)

11月例会

実施

2019年12月3日(火)

12月正副室長会議

2019年12月10日(火)

12月理事会

報告審議

 


13.前年度よりの引継事項

【2018年度9月例会 明治維新からみるこれからの150年~For the Next Innovation~】

≪良かった点≫
・各関係機関へ訪問し、直接9月例会の案内をすることができました。またSNSやチラシを活用することで広く9月例会の内容について発信することに役立てました。
⇒関連機関への案内計画を立てて、ポスター、SNSを活用して広報活動を行います。


・例会当日の役割ついて、委員会内で明確に決めることで、それぞれが役割を自覚し責任もって行動することができました。またそのようにすることで、委員会内の結束が強くなりました。
⇒役割分担を明確にし、各個人が責任を感じながら取り組めるようにします。


・委員会内で気付いた点や思いついたことがあったら各自責任者や担当者ごとに情報を共有しておりました。その結果、検討事項について複数人で検討することができました。
⇒委員会で逐一メンバーの意見を吸い上げ、検討事項を早い段階で洗い出せるようにします。

・早い段階で当日必要な物品リストを作成したことで、当日は不足していた物品はありませんでした。
⇒当日の物品リストを作成し、当日の不備が無い様にします。

 

≪悪かった点≫
・Facebookの作成を審議通過後直ぐに取り掛かることができませんでした。委員会メンバー個人のFacebookより発信したため、拡散数が不足して、Facebookからの申し込みが非常に少ない結果となりました。
⇒SNS等による情報発信は審議通過前に計画を立て、SNS影響力の強いメンバーを取り込みながら情報発信を行います。

・メディアの活用を含めた対外的なアピールが不十分でした。
⇒外部へのアプローチを積極的に行い、メディアの活用も事前に考慮に入れて情報発信を行います。

【例会実施】
≪良かった点≫
・各関係機関に対し、事前にヒアリングを行い例会へ参加のお願いをしていたため、大学などでは説明ブースを設けてもらうことが出来ました。
⇒核関連機関に対しては事前にヒアリングを十分に行い、事業の方向性を含めて協力していただける体制を構築します。


・各誘導担当者が参加者に対して前方の席にスムーズに誘導した結果、前のテーブルから順次埋めることができました。
⇒来場者への誘導は誘導係を設け、効率的な講演が開催できるようにします。

≪悪かった点≫
・一般参加者150名の参加動員計画に対し、実参加人数が38名の26%と著しく振るわず、多くの一般の方へ本例会の内容を伝えることができませんでした。
⇒審議通過後に速やかに関連機関にPRを行い、動員確保に心掛けます。

 

・講師講演内容とプレゼンテーションの繋がりが薄いでした。
⇒事前に事業の趣旨を理解していただき、事前に講師の講演内容も擦り合わせ行うようにします。

 

・実施のシミュレーション不足のため進行に不備がありました。
⇒シミュレーションは十分に行い、リハーサルも委員会内で実施するようにします。

14.本年の工夫と期待される効果(地球環境への配慮を含む)

【工夫と効果】
(工夫)委員長による趣旨説明は口頭での発表ではなく、プレゼン形式で実施します。
(効果)昆虫を活用することの意味を知っていただき、その可能性について考えていただきます。

(工夫)提供する昆虫食は専門家監修のもと、安全に美味しく食べられるものを選定します。
(効果)昆虫食が安全かつ美味しく食べられるものという意識付けを行います。

(工夫)行政、研究機関と協働し食品リサイクルの新しい可能性を開拓します。
(効果)市民へSDGsの運動に関心を持っていただき、まちとして取り組む意識付けを行います。

(工夫)食品ロスに関する取り組みを行政・民間企業の様々な角度から紹介します。
(効果)食品ロスの解決方法は様々なアプローチがあることを知っていただき、その上で私たちができる取り組みを考えていただき、できることから始めていく認識を持ってもらいます。

(工夫)昆虫は鹿児島県で昆虫に関する仕事をされている虫央堂の塚田代表から提供いただき、地産地消での昆虫食提供を行います。
(効果)自分たちまちに身近に存在する昆虫が食べれるものという認識を持っていただきます。

15.事業に対する調査分析・ビジョン(将来像)
【事業に対する調査分析】
鹿児島は豊かな地域資源を有し、また近年交通ネットワークの充実によりグローバル化が進んでおり今後成長すると期待される都市です。しかし一方で、これから予想される人口減少並びに少子高齢化社会への対応や経済的なグローバル化への対応など、今取り組むべき課題は多く存在しております。

4-2.かごしま未来創造ビジョン(鹿児島県)
4-3.鹿児島地域 地域振興の取組方針(鹿児島県)
4-4.鹿児島市総合戦略(2018年改訂版)


ここで、鹿児島JCメンバーを対象に私たちが住み暮らすまちに対する意識調査アンケートを実施しました。
4-5.まちづくりアンケート1
4-6.まちづくりアンケート2


その中で、現状抱えるまちへの問題意識(設問1)としては
①人口減少・少子高齢化
②商店街・繁華街の衰退
③観光資源・ブランドの不在
の順で取り組みの必要性を感じるという結果になっております。

さらに、これからの鹿児島へのビジョンに対する意識調査(設問2)としては
①ひとが潤う鹿児島
②ひとが輝く鹿児島
③ひとを魅了する鹿児島
の順となりました。

また、連携して行うパートナー(設問3)としては
①企業
②一般市民
③学生
の順となっております。

本調査を整理し、行政及び多くのメンバーが課題として挙げている人口減少について、企業や市民と連携して、しごとでまちに活力を「つくる」というアプローチによりひとが潤う鹿児島を実現し、鹿児島の移住・定住問題の解決へと導くまちづくり活動を実施します。

ここで鹿児島の強みとしては「安全・安心な食」が挙げられます。そして、食に対するグローバル的な動きとして、2030年に90億人まで増加すると予想されてり、特に今後人口の増加が予想されるアジア・アフリカ地域への食糧供給増加を想定すると、現在当たり前に輸入されている穀物やたんばく源(魚粉、大豆)の供給が不足する可能性があります。鹿児島の強みである畜産や養殖においてもその飼料の大部分を輸入に頼っているのが現状です。

4-1.世界の地域別人口推移

ここで食糧問題への解決策として国連食糧農業機関(FAO)は2013年に昆虫食の推進を促す報告書を発表しており、EUも2018年より食用昆虫の取引を自由化するなど昆虫食への関心が強まっています。

4-7.食用昆虫~食糧と飼料の安全保障に向けた将来の展望~(FAO)
4-8.食用昆虫〜食料と飼料の安全保障に向けた将来の展望(和訳簡略)〜(FAO)


本報告書によると、昆虫は繁殖期間が短く、高い成長率と飼料転換効率を誇り、環境負荷も低いとされていることから、これから先の地球規模で見た人口増加に対応する為に必要な食糧資源として期待を寄せています。

※昆虫を食糧として活用した時のメリット
①飼料転換効率の高さ
人々が食で摂取するエネルギーのうち、畜産から摂取されるカロリーは約2割程度であるのに対し、畜産の為に使用されている農地は全世界の約8割となっており、今後予想される人口増加を畜産の拡大で賄うのは非常に困難であるとされています。そのような中で、昆虫は成長する上で飼料転換効率が高く、また良質なたんぱく質を多く含むため、昆虫を摂取することで特に懸念されている今後のたんぱく質供給問題を解消できると期待されています。
(参考)生産コスト参考(1kg生産する際に必要な飼料の量、水野壮(生物科学, 2015)より)
イエコオロギ : 1.7kg
鶏 : 2.5kg
豚 : 5kg
牛 : 10kg  

②廃棄食品の有効活用による食品ロスの低減
現在日本での年間食品廃棄物量は約2700万トン以上であり、世界の食品援助量の380万トンを大きく上回る値となっております。ここで、中国浙江省杭州市では廃棄食品を昆虫の餌として処理し、成長した昆虫を肥料として出荷する昆虫農場システムにより食品ロス問題に取り組んでいます。また、昆虫の飼料としては焼酎粕やさつまいもの葉など、処理に配慮を必要とするものを活用することで循環型の生産システムも期待できる為、食品ロスを処理し、それをたんぱく源へと変換する循環システムを創ることで、昆虫は持続可能な食資源となる可能性があります。
4-9.廃棄食品対策(中国浙江省)
4-10.焼酎かすの高度リサイクル技術の開発


③温室効果ガスの低減
畜産を含む農業分野からの温室効果ガスの発生量は運輸分野(自動車、電車、飛行機等)の発生量よりも多く、また森林から農地への土地変換に伴う林業の温室効果ガスも含めるとエネルギー分野の発生量を超えます。このような中で、昆虫の温室効果ガス発生量は牛の10~100分の1と言われており、今後の食糧確保において有効に活用することで温室効果ガスの発生を抑えることが出来ると考えられます。

しかし、昆虫食に対する意識調査の中で、昆虫食が牽制されている理由としてその見た目や衛生面の問題があり、それらの問題をクリアする必要があります。
4-11.昆虫食・昆虫料理をめぐる心理的要因の検討に向けて

ここで、昆虫を直接食べるというアプローチの他、養殖の飼料として活用する研究もおこなわれております。飼料に必要な動物性たんぱく質の確保として従来から活用されてきた大豆や魚粉などの代用品として期待されており、また直接摂取する場合と比較して抵抗も低減出来ると考えられます。
 魚に関しては、淡水魚は従来より餌として昆虫を食しており、昆虫を飼料とすることのハードルは低いと考えられます。また海水魚に関しても先行して研究している団体の報告より飼料化について実用可能との報告があがっております。
4-12.魚粉に変わる養殖用飼料の原料を求めて

魚の養殖飼料に昆虫を活用することについて事業者ヒアリングとして鹿児島で水産物の飼料を提供している(株)ヒガシマルの東先輩(鹿児島JCシニアクラブ)に話を伺い、事業化への課題を伺いました。
【東先輩からのヒアリング結果】
・淡水魚飼料としては活用可能であるが、海水魚への適用は大学機関等との連携による調査が必要
※(株)ヒガシマルは淡水魚への飼料は扱っていない
・低価格、高栄養、安定供給の条件が揃わなければ実用化は難しい

また、昆虫を活かして食品ロスを効率的に処理し、その後飼料として供給する為の知見を得るために、鹿児島大学農学部の津田教授、坂巻准教授と鹿児島で昆虫食のイベントを含む事業を展開している虫央堂 代表 塚田拓氏からヒアリングを実施しました。
4-13.打合せ記録(鹿児島大学津田教授、坂巻淳教授)
4-14.打合せ記録(虫央堂 塚田氏)

さらに、食品ロスを資源化するという観点において、現状廃棄食品のリサイクルとしては分別の容易なものに関しては飼料化し、難しくなるにしたがい堆肥化、メタン発酵の対策が取られています。
その一方で昆虫を活用した場合、アメリカミズアブやイエバエに関しては混合した生ごみの状態でも良好に成長するとされており、現在分別等の問題により活用できていない食品ロスを活用できる可能性があります。

このように昆虫食の普及や昆虫を活用した食品ロス削減システムの開発は現在の食糧問題改善の選択肢の一つとして期待されます。しかし、食糧問題の原因は多岐に渡り、そもそも食品ロスを出さない取り組み(リデュース)や再利用(リユース)、再資源化(リサイクル)の取り組みを様々な局面で組み合わせることで解決に繋がります。特に家庭や外食産業から発生する食品ロスを減らすことは非常に重要であり、事業者・消費者が一体となって取り組み必要があります。

4-15.食品廃棄物等の発生抑制と再生利用(リサイクル)の推進 (東海農政局)

 

【事業に対するビジョン】
将来懸念される食糧問題に対して、昆虫食も課題解決の選択肢の一つだということを認識していただき、現在多くの人が持つ昆虫食に対する抵抗を軽減することで新たな農業の可能性を創出します。
また、食品ロスに関する身近な問題について市民の方と共有し、その改善につながる行動を促すことで市民・行政・民間と協働した持続可能な食のまちづくりへとつなげていくことで、世界に誇れる鹿児島を実現します。 


16メンバーへの依頼事項
・服装はJCカジュアルを基本としますが、仕事の都合上着替えが間に合わない方は仕事着で参加可能とします。
・強制的に昆虫を食べる事業ではありませんので、抵抗ある方も是非ご参加お願いします。
・ポスターのデータを各委員会へ配信いたしますので、皆様のSNS等でも情報発信をお願いします。
・第一部の昆虫食を提供する際に委員会メンバーだけでは捌ききれない為、各委員会1名、補佐をお願いします。

17. 協議のポイント
全体

18.正副室長会議・理事会での意見及び対応 

【10月理事会】
・配布計画にチラシの配布についても追記してください。
⇒追記しました。 

【10月正副室長会議】
・子供連れの家族にも是非来てもらいたい内容なので、それも踏まえた広報計画を考えてください。
⇒虫央堂の塚田氏に協力を仰いで昆虫イベントの際(直近では10月26日に鹿屋で開催予定の昆虫採集イベント)にPRするようにします。

・鹿児島大学の大学祭は是非参加して動員をした方がよいと思います。
⇒鹿児島大学の有川特任助教と連携して話を進めております。大学祭が実施される11月15日~17日の間にポスター、チラシを通じた広報活動を行います。

・昆虫食を食べるにあたって飲み物は必要だと思いますので、対応をお願いします。
⇒郷土づくり委員会より本年度のおぎおんさぁの際の飲料水を一部ご支援いただき、当日提供するようにします。

・チラシも作った方が集客しやすいと思う。白黒でもよいチラシデザイン案にして事業費に組み込んでもよいので検討してください。
⇒A4白黒で300部印刷し配布するようにします。

・講師控室が必要だと思いますので検討してください。
⇒第二部の講師の方々も第一部から傍聴いただくものとし、講師席を別で設けます。また、第一部開始前はドルフィンポート内の喫茶店で待機し、紹介の際に会場へ入場していただくようにします。

・『仕事の都合上着替えが間に合わない方は仕事着(作業着など)で参加可能とします。』←仕事着という表現は外してください。
⇒修正しました。

・第三部は第二部の内容寄りになる可能性が高いので、第一部の内容にも触れるように考えてください。
⇒第三部に入る際に司会者が第一部の体験も含めて一度振り返りを行い、内容が第二部に偏らないようにします

・チラシ案については、もう少しキャッチーなタイトルと、参加へ繋げる動線を考えてください。
⇒チラシ案を修正し、またQRコードより鹿児島青年会議所のHP上の事業案内へ誘導するようにします。

【9月理事会】

・昆虫食が余った場合はどのように対応するのか。
⇒余らない様に参加動員計画並びに手配数量を検討致しますが余った場合は委員会メンバーが率先して食べて完食するようにします。 

・ポスターはどのように決定するか。
⇒事前に理事役員MLにて配信し皆様からご意見をいただいた上で次回の上程のパターンを絞るようにします。 

・ポスターは昆虫食メインに拘らず、事業全体のイメージを踏まえた形として下さい。
⇒ポスター案を再考し修正しました。 

【9月正副室長会議】

・第三部のシートはどのように埋めるのか、もう少し説明を入れてください。
⇒第三部のシートの記入について追加しました。 

・昆虫食はどのようなものを予定しているのか。食べやすいものからレベル毎に用意したら面白いのでは。
⇒講師の内山様からいただいた暫定リストを添付します。食べやすさ等も考慮して講師の方と最終の出し方を協議します。 

・ポスターは虫を全面に押さない案ももう一案考えてください。
⇒ポスター案を追加しました。 

・第二部の講師謝礼はクオカード3,000円にしてください。
⇒謝礼を追加しました。 

・日本人は、食に対する危機感があまりないので、第三部のイメージが湧くのか。
⇒ 二部にてフードバンクかごしまの原田代表から食品を待つ人の存在(児童養護施設や路上生活者)について身近な問題として触れていただき、食の廃棄について一度見直す意識を持っていただきます。

・鹿児島の食の魅力を持続可能な形にするというポイントも入れたほうが良いのでは。例えば、食の生産者を巻き込むなど。
⇒食の生産者(養殖業者)に対して事前にヒアリングを行い、生産者の立場での食品ロスに対する想いと消費者へ向けたメッセージを第二部で司会のコーディネーターから参加者へ伝え問いかけます。

・ターゲットと動員について、フードロスを減らす取り組み、食の生産者側、一般参加者等のどういった人たちに来てもらいたいのか、その人達をどうやって集客するのか、考えてください。
⇒フードロスの現場に携わっている企業の方(ホテル関係者、飲食業者、食品小売業者)に対して、直接訪問し趣旨説明をした上での動員要請を行います。また、一般の方に関しては昆虫食に対して興味を持つ方をターゲットにポスターやSNS、メディアを活用して集客し、参加したことでその先の食糧問題へ意識付けることができる事業にしたいと考えております。


【8月理事会】

・エコシステムの具体的なイメージが分かりにくいので、第二部の各パートの繋がりをもっと分かり易く整理した方がいいと思います。
⇒食糧問題に関して、昆虫食や食料ロス削減の取り組みがどのように結びつくかを序盤の趣旨説明で説明しイメージしやすい環境をつくります。 

・背景で人口増加について書かれているが鹿児島市においては状況が違うので、鹿児島市の現状を踏まえて再考してください。
⇒背景を再考し修正しました。 

・対内目的で「持続可能なエコシステムを創出することを目的とします」とありますが、現状の事業内容では最終的な落とし所が見えずらいので、目的を明確にする様に再考ください。
⇒食品ロスを削減するための行動について、色々な角度から取り組み事例や対策について共有し、その中で私たちがとれる行動を明確に提示することで、行動への一歩を踏み出すきっかけをつくります。 

・添付資料に「食のエコシステム」の文言が残っている箇所があるので修正ください。
⇒修正しました。 

・アンケートが昆虫食に関する項目しかないので、事業の目的を踏まえて修正してください。
⇒事業の目的を再考し、目的に沿った内容に修正しました。 

・以前ヒアリングの際に、私たちが普段の生活で恩恵を受けているはちみつなどの話を盛り込んでみたらという話もしたが反映されていない。昆虫食だけでなく色々な角度からの展開を盛り込んだ方が幅が広がると思うので再考ください。
⇒昆虫の可能性としてはちみつやマンゴーなどの事例を第一部でも取り入れ、昆虫活用の可能性の幅を広げるようにします。 

・目的が弱いので、一度整理して事業内容にも反映してください。
⇒目的を含め再考しました。 

・虫と直接的でなく、何か違った表現をした方が受け入れやすいので検討してください。
⇒昆虫食に関して、虫であるという認識は持った状態で接し受け入れてもらいたいと考えており、私たちの生活で昆虫を何気なく受け入れている事例を紹介することで虫への抵抗を減らすように構築したいと考えております。 

・背景の問題提起から事業目的への繋がりが弱いので、問題意識を明確化して構築するよう検討ください。
⇒背景・目的を再考しました。 

・第一部で昆虫食のイベントをしてから第二部で様々な取り組みの紹介という流れであるが、一部で昆虫食をするとそのイメージが強すぎると思います。食資源の有効活用に関する話の中で、昆虫食をあげるという事業の進め方も検討してください。
⇒いきなり昆虫食でスタートするのでは無く、事前の趣旨説明で食糧問題に関する全体的なつながりを理解していただき、その後に昆虫食へと繋げる流れとします。 

・ポスターで昆虫の色が強いと動員で苦労する可能性がある。全体的な事業イメージを固めて、反映した方がいいと思います。
⇒ポスターに関しては多くの意見を聞きながら、見る人が敬遠せず、それでいてインパクトも与えられるような内容にしたいと思います。

【7月正副室長会議】 

・「食のエコシステム」のニュアンスが良くわからない。「食」を外して、持続可能なエコシステムの構築というタイトルで、その中で昆虫の可能性を探るという方が良いのではないか。再考してください。
⇒タイトルは「持続可能なエコシステムの構築」に変更いたします。 

・2部を聞いた一般市民に何を持ち帰ってもらうのか。生ゴミに昆虫を使って有効活用するというアカデミックな話で終了よりは、もう少し広い観点でエコシステムを考えるきっかけになるようなものにした方が良いのではないか。鹿児島市はゴミの排出量が他県に比べて多いので、フードロスを減らすとか、ゴミの分別をする等の意識を変えるものを考えてください。
⇒鹿児島市農林水産部の担当者、食品リサイクルに取り組む企業、鹿児島大学、既に分別推進が進んでいる自治体(大崎町)関係者、そして昆虫学の専門家をパネリストとしてお呼びし、多方面からのゴミのリサイクルシステムについてディスカッションし、その中で昆虫がどういった形で活用できるか考える機会とします。 

・会場については、もっと広く市民の方に参加してもらえるような場所も含めて再考してください。
⇒事業目的の実現性を考慮した上で会議室での開催としております。集客に関しては事前の案内方法を十分に検討して参加推進を行います。

・開催時間を考えるとメンバーは作業着OKという形を取らないと集まらないのでは。
⇒服装を変更いたします。 

・どのように集客するのか、参加推進方法を追記してください。
⇒参加推進方法を追記しました。


【7月理事会】
・事業内容の案②はエコシステムの構築にリンクしないので再考してください。
⇒案①にて検討いたします。

・食のエコシステムについて昆虫のみでなく、多くの可能性を調査・比較した上で今後のビジョンを提示してください。
⇒現状企業や自治体が取り組んでいる食品ロスに対する取り組みを調査し、その上で取り組めていない部分や問題となっている部分を昆虫を活用して解決するビジョンを描き検討しました。

・昆虫を飼料とすることの経済的なメリットを調査してください。
⇒先行して飼料化に取り組んでいる企業が商品化している飼料の価格を調査し(現状魚粉と同等)、また経済面における問題点・改善点を洗い出しました。

・昆虫飼料の需要について鹿児島の業者にヒアリングをしてください。
⇒魚の養殖飼料業者(ヒガシマル)の東先輩にヒアリングを実施しました。安定的な供給、コスト面、大学(水産学部)の知見がないと実施の可否は判断出せないとの回答でした。

・人口が70億人を超えてなお増加すると記載がありますが、その分布について調査しどこが増加してどこに食糧問題が発生するか正確に把握してください。
⇒今後の人口推移について再調査しました。

・鹿児島の産業の成長に繋がるような事業にしてください。
⇒食品ロスの削減、市民の意識改革、そしてその先に経済的なメリットがSDGsを通じで得られるような事業として構築してまいります。

【7月正副室長会議】
・この事業を次年度以降どのように継続して発展させていきたいのかのビジョンを示してください。
⇒来年度以降の事業ビジョンを追記しました。

・場所はドルフィンポートの会議室と天文館のアーケードと2案あるが、場所によって内容も大幅に変わってくると思うので、それぞれの場所でのシミュレーション案を出してください 。
⇒事業内容を場所毎に区別して記載しました。

19.その他(添付資料等)
1.予算関係
1-1.事業収支予算書
1-2.見積書(ドルフィンホール)
1-3.見積書(宮内洋行 ポスター)
1-4.見積書(講師料 内山昭一様)
1-5.見積書(近畿ツーリスト 講師交通費)
1-6.見積書(輝広 吊り看板)
1-7.見積書(鹿児島ハマ産業 印刷費)
1-8.講演セミナー依頼事前確認書
1-9.講演セミナー依頼承諾書

2.運営関係
2-1.次第(メンバー用)
2-2.次第(一般用)
2-3.タイムスケジュール
2-4.シナリオ
2-5.11月例会レイアウト
2-6.役割分担表
2-7.講師プロフィール
2-8.ロードマップ
2-9.11月例会ポスターデザイン
2-10.未来へつなぐ行動宣言
2-11.事務局対応マニュアル 

3.アンケート
3-1.アンケート(メンバー用)
3-2.アンケート(一般用)

4.参考資料
4-1.世界の地域別人口推移
4-2.かごしま未来創造ビジョン(鹿児島県)
4-3.鹿児島地域 地域振興の取組方針(鹿児島県)
4-4.鹿児島市総合戦略(2018年改訂版)
4-5.まちづくりアンケート1
4-6.まちづくりアンケート2
4-7.食用昆虫~食糧と飼料の安全保障に向けた将来の展望~(FAO)
4-8.食用昆虫〜食料と飼料の安全保障に向けた将来の展望(和訳簡略)〜(FAO)
4-9.廃棄食品対策(中国浙江省)
4-10.焼酎かすの高度リサイクル技術の開発
4-11.昆虫食・昆虫料理をめぐる心理的要因の検討に向けて
4-12.魚粉に変わる養殖用飼料の原料を求めて
4-13.打合せ記録(鹿児島大学津田教授、坂巻淳教授)
4-14.打合せ記録(虫央堂 塚田氏)
4-15.食品廃棄物等の発生抑制と再生利用(リサイクル)の推進 (東海農政局)
4-16.配布先リスト
4-17.11月例会応募フォーム
4-18.昆虫食リスト 

20.当日回覧資料

21.添付資料
2019年度 11月例会計画(案)の件 添付資料(1)
2019年度 11月例会計画(案)の件 添付資料(2)
誇れる鹿児島JC創造特別委員会 事業計画書
誇れる鹿児島JC創造特別委員会 2019年度年間事業フレーム(案)

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